所在地:愛知県知多市緑町12番地の1
HP:http://www.city.chita.aichi.jp/ikiiki-chita/graphic/a2/193shimin/main.htm
<取材協力>
・知多市 企画部 市民活動推進課 知多市民活動センター 岩田光寿さん
・NPO法人地域福祉サポートセンターちた 事務局 事業開発局長 岡本一美さん
・NPO法人地域福祉サポートセンターちた 事務局 Ada-codaコーディネーター 市野めぐみさん

〔主な施設〕NPOサポートセンター(会議室、印刷機、交流室等)、総合ボランティアセンター、、市民活動推進課、生涯学習課など
※知多市民活動センターは、NPOサポートセンター、総合ボランティアセンターに加え、市の出先機関を含む、総合施設という形態である。

〔主な事業〕(「NPOサポートセンター」)
・人材育成・研修事業・・ホームヘルパーやガイドヘルパー養成講座等、講座・研修会を開催しての人材育成とNPO支援。
・情報交流促進事業・・機関情報誌やWEBサイトを活用した情報提供など。
・啓蒙・啓発・相談事業・・NPO設立・運営相談のほか、NPO現場見学ツアー、成年後見制度学習会などの開催。
・ワンデイシェフによる日替わりランチの提供

〔運営〕(「NPOサポートセンター」)NPO法人地域福祉サポートちた


〔現状と課題〕
●「地域福祉サポートセンターちた」が中間支援組織となった経緯
知多半島では1990年に東海市で在宅サービス団体(東海市在宅介護家事援助の会ふれ愛)が活動を始めて以来、市民相互型在宅福祉活動が活発化。各市町村で団体が誕生する中、情報交流会やネットワークづくりを意識的に行なう人たちが出現し、そのネットワークを基に「サポートちた」の母体となる「ちた在宅ネット」が1998年に誕生。

・その後、1998年のNPO法施行や2000年の介護保険制度導入をきっかけとして、各団体がさらに組織化・事業化を進めることとなり、それらの中間支援組織として1999年8月「地域福祉サポートちた」を設立した(同年12月NPO法人認証)。設立当時から、すでに中間支援組織としての多くのノウハウ、経験を持っていた「サポートちた」がNPOサポートセンターの運営を受託したのは当然といえば当然のことだった。福祉系NPO団体の設立・運営に関わった経験は、そのまま各種NPO団体の設立・運営の相談にも応用可である。


●「協働のモデル事業」展開中
活動センターでは、「サポートセンターちた」以外にも、さまざまなNPO団体が、「成年後見サポート養成事業」「青少年のためのデートDV防止啓発事業」など、多様な活動を展開している。


●好評「ワンデイシェフ」の日替わりランチ
センターの交流室が昼時になると、手づくりカフェ『Ada-coda』に。登録したシェフが日替わりでランチを提供するお店に変わる。Ada-coda・・「あーだ」「こーだ」と話が盛り上がる市民の交流の場からイメージしたネーミング。「食」をテーマにしたコミュニティづくりと関係性の再構築。それがワンデイシェフ・システムのコンセプトである。Ada-codaに登録しているワンデイシェフは現在11組30人。30代から60代まで、主婦やOLが中心だが、男性も2名いる。売上の80%が実施者・団体の収入に、残り20%がAda-codaの収入(場所代)となる。ただし、どれだけ豪華な食材を使おうが、調理に時間がかかる料理であっても、価格は600円に設定されている。「枠の中で知恵を絞る」、NPOの活動に通じるものがあるように思われる。Ada-codaのコーディネーターの市野さんは、結婚後に知多市に転勤。「地縁がないからこそ、他者とつながろうと考えた」とか。新しいコミュニティは“よそ者”が作る。NPOもまた・・。
(取材日時=2008年2月8日)