杉沢事務局長などが主催する「NPO公共哲学研究会」の講座が、
東京新聞で紹介されていますのでご案内します。

■ 日時:2009年7月11日(土)18:00~20:00
■ 会場:すぎなみNPO支援センター研修室
■「新しい公共」の在り方を考える「NPO公共哲学研究会」が東京都杉並区で開かれ、東京基督教大学の稲稲垣久和教授が「脱生産主義の時代へ」と題して講演した。
ワークシェアリング発祥の地オランダの社会制度に詳しい稲垣氏は「自分の時間を大切にするライフスタイルへの転換が市民社会の成熟の前提となる」と述べた。
国連児童基金(ユニセフ)が昨年2月に発表した「先進国の子供の幸福度調査」でオランダが1位に選ばれた。オランダでは1982年のワッセナー合意で本格化したワークシェアリングは、雇用確保のための労働時間短縮や労働時間の自由選択へと進展している。その結果、親子が一緒に過ごす時間が大幅に増えたことが子供の幸福化につながった。
講演の中で、稲垣氏は脱生産主義モデルの先鞭をつけたオランダのワークシェアリングを紹介、「グローバルな経済危機の時代には、人間の幸福を経済成長と結び付けない脱生産主義に基づき、社会的なニーズに応じた、NPOなどの非営利活動が重要な意義を持つ」と生産至上主義からの脱却を呼び掛けた。
研究会には、NPO・行政関係者らが参加、熟議型民主主義や参加型民主主義、行政とNPOとの協働などについても活発な議論が交された。
(東京新聞記事7/15より)